最初に持ったPCこそNECのLAVIEでしたが、なぜがずっと使い続けているVAIO。
詳しいことはよくわかりませんが、小さいの(を使っています)と軽いのと、デザインが好きなんですよね。
しかし、今のVAIOを使い始めて丸4年、さすがにバッテリーが弱まってきて、電源なしでは2時間くらいしか持たなくなりました。
考えてみたら特にバッテリーを大切にするように意識したこともなく、いつも電源に繋ぎっぱなし(^^;
扱いは雑だったかもしれません……。
外で仕事をしたい時、外で仕事をせざるを得ない時、いつもバッテリーに頼っていたのに困りました。
かと言って電源のあるカフェは限られているし、そもそもACアダプターが重くて持ち運びたくないし。
ということで【VSコンピュータ】第3弾は、これをどうにかしようと思い立った時のお話です。
毎回のことですが、PCに詳しくない方にとってはちょっとだけ有益な情報になります 笑
しかも、今回は「ある時期購入のVAIOオーナーにとって」というかなり限定的なお話です。
ちなみに、私が外でしている仕事はBUYMA関係です。
興味のある方は、まずこちらをどうぞ。
この記事の目次
内蔵バッテリーを交換できないか?
現在のバッテリーの健康状態をチェック!
まずは何をするべきなのかを調べてみると、バッテリーの状態を確認できるようなのでチェックします。
私の場合は「VAIOの設定」の中から「いたわり充電」の詳細を開くと、上の画面が確認できました。
そして今、けっこうびっくりしているのですが、久々に見てみたら充電能力が「良好」に!
以前見たときは「正常」でした。
特に回復したようにも思えませんが、VAIO的にはまだまだいけるということでしょうか。
でも、私としてはかなり長持ちだった最初の頃と比べてしまうので、物足りないのは確かです。
内蔵バッテリー交換にかかる費用と日数の実際
それなら、内蔵バッテリーを交換すれば良いのでは?というのはすぐひらめきますよね。
PCを新調するよりは安いはずですし、スペックとしては当時そこそこ良いのにしたはずなので、まだいけるはず……。
結論:14日+配送日数に耐えられるならそれもアリ
これはVAIOのサイトの「サポート」の中に答えがありました。
バッテリー交換は保証期間内であっても有償で、私のPCについては16500円でした。
この金額には部品・作業・送料の全てが入っているので、これで生まれ変われるなら素敵なのではと思います。
しかし、上記のように時間がかかるのです。
ちょっと残念なのですが、私には3週間くらいPCが戻って来ないかもしれない、という状況が耐えられませんでした。
そこを乗り切れるなら、十分検討して良い内容だと思います。
モバイルバッテリーを外付けすれば良いのでは?
バッテリーとPCをつなぐコードにご注意
たまたま夫が非常用に買っていた、大容量っぽいモバイルバッテリーが家にありました。
ちょっと重いけど、これを使えば良いのでは?
と思った私は、実験だ!とばかりに、さっそくカフェに持って行きました。
持ってくるときにUSBケーブルが横についているのを見たので、それ以上はコード類などいらないはず。
そしてカフェで挿してみると……ぐんぐんPCのバッテリーが減るではないですか!
もちろん、PCでバッテリーを充電している状態になっているということですね……。
そこで初めて、バッテリーからPCに電気を送るには「OUTPUT」の方の差込口からPCのどこかに繋がなくてはいけないと理解。
コードも必要だったのですね……。
アホすぎて、さすがに自分でもびっくりした事件です 笑
PC用モバイルバッテリーの存在に気付く
さらに暴走は続きます。
その大容量バッテリーの差込口が普通のUSB(A)だったので、PCに繋ぐためには同じくUSB(A)が必要だと思った私は、USB(A)&USB(A)のケーブルを調達しようとカフェから直接100均へ。
でも、当然ながらそんなものはありません。
ここで、いい加減ちゃんと色々調べることにしました。
まず、PCの側面を見てみると、PCにはUSB(type-C)の差込口がありました!
全く使ったことがなくて、勝手にないものだと思い込んでいたようです。
USB(A)&USB(type-C)のケーブルなら持っていますから、それを使えば良いだけだったのですね。
そして、PCにはPC用のモバイルバッテリーが必要だということにも今更気が付きました。
価格は様々ですが、10000円前後くらいで購入できそうです。
もちろんそれもアリだと思いましたが、内蔵バッテリーを交換する費用やその後の快適さを想像すると、なんとなく「すぐに買おう!」という気になれない感じなのも確かです。
5Vアシスト充電で全てが解決!
しかし、ここで問題は一気に解決します!
結論:スマホのモバイルバッテリーがあれば良い!
ここに至るまでの道のりの途中で、私のPCには5Vアシスト充電が搭載されていることが分かったのです。
5Vアシスト充電とは、VAIOのサイトの説明によると「スマートフォン向けの小型5V モバイルバッテリーや充電器で、VAIO に給電・充電できるようにする機能」ということです。
ということは、改めてPC用のモバイルバッテリーを購入しなくても良いということになります。
とはいっても、この機能はあくまでも緊急用というかサブ的に使うことを想定しているようです。
PCの電源を落としてモバイルバッテリーに接続すると、ゆっくりゆっくり充電されるというような。
手持ちの小さなモバイルバッテリーで実験してみたら、普通に使用しながらだと、3時間くらいPCのバッテリーが減らないということが起こりました。
元のバッテリー2時間+3時間で、5時間は外で仕事ができるようになったので、私の場合はけっこう満足です。
元のバッテリーの状態や、使用するモバイルバッテリーの種類にもよるとは思いますが、VAIOが説明している「駆動時間の延長」という感じがしっくりきます。
このまま駆動時間の延長をしていき、いよいよそれも短くなったころにはPCの買い替えを検討しようかなと思えてきました。
ちなみに5Vアシスト充電は今のVAIOにはない機能のようです。
搭載されているのは、個人向けのものだと以下のモデルです。(VAIO FAQ/よくあるご質問 より引用)
VJA121
VJS121/VJS141
VJS122/VJS142
VJS123/VJS143
VJS124/VJS144
VJZ141/VJZ142
これらはだいたい2018年から2021年までのものです。
ということは、これからバッテリーが弱まってくる頃とも言えます!
私は今のVAIOを購入した時に色々検討したつもりでしたが、この機能のことをすっかり忘れていました。
むしろ、全く新鮮な気持ちで機能の説明などを読んだので、この部分に関して理解して購入したわけではなかったようにも思います。
だいたい、これまではそんなこと気にならないくらい内蔵バッテリーの駆動時間が長かったのです。
でも、今からこの機能が生きてきます^^
同じような状態のVAIOオーナーには、ぜひ使ってみることをおススメします。
PCの問題が内蔵バッテリーだけなら、これでもう少し延命できると思います!